小学校高学年になると、放課後の過ごし方が家庭によって大きく変わります。塾、スポーツ、習い事、学童、友人との予定が入り、夕食までの時間が長くなる日があります。その間にお腹がすき、お菓子や甘い飲み物だけでつないでしまうこともあります。

間食は悪いものではありません。厚生労働省のe-ヘルスネットでは、成長期の子どもにとって間食は、3度の食事で取りきれないエネルギーや栄養素を補う機会になり得ると整理されています。大切なのは、お菓子だけで終わらせず、食事を補う「補食」として考えることです。

補食は「主食寄り」か「乳製品、果物寄り」

習い事前に空腹が強い場合は、おにぎり、食パン、ふかしいも、バナナなど、主食寄りのものが使いやすいです。運動後や夕食まで時間がある場合は、牛乳、ヨーグルト、チーズ、果物、ゆで卵などを組み合わせると、エネルギーだけでなく、たんぱく質やミネラルも補いやすくなります。

補食は特別な食品である必要はありません。冷凍ごはんで小さなおにぎりを作る、ヨーグルトを常備する、バナナを置く、具入りの味噌汁を温めるなど、家庭にあるもので十分です。スポーツ栄養の情報でも、特別なサプリメントではなく、通常の食べ物から必要な栄養を取ることの重要性が示されています。

時間で役割を変える

補食は、食べる時間によって役割が変わります。夕食まで3時間以上あるなら、おにぎり、パン、いも、果物など、エネルギーになるものを少し入れます。夕食まで1時間を切っているなら、食べすぎを避け、牛乳やヨーグルト、果物少量など軽めにします。

運動前は、脂っこいものや量の多いものを避け、消化しやすいものを選ぶ方が無難です。運動後は、水分を取り、夕食まで時間が空くなら主食とたんぱく源を少し足します。家庭で細かな栄養計算をする必要はありませんが、「いつ食べるか」を決めるだけで間食は整えやすくなります。

お菓子はゼロより「置き方」を決める

お菓子を完全に禁止すると、かえって隠れて食べる、食事の時間に揉めるなど別の問題が出ることがあります。家庭では、食べる量、時間、飲み物を決める方が現実的です。甘いお菓子を食べる日は、牛乳や果物を一緒にする。夕食直前には食べない。袋ごとではなく小皿に出す。こうしたルールなら続けやすくなります。

e-ヘルスネットでは、食事全体のバランスを考え、ある程度の期間の中で調節する考え方も示されています。今日は多く食べたから明日は少なめにする、試合の日は補食を厚めにする、雨で運動しない日は軽めにする、というように、1日単位で責めないことが大切です。

飲み物も間食の一部として見る

見落としやすいのが飲み物です。甘い飲み物を習慣的に飲むと、それだけで満腹になり、夕食が入りにくくなることがあります。普段の水分補給は水や麦茶を基本にし、牛乳は食事や補食の一部として扱うと整理しやすくなります。

スポーツ時の水分補給は、気温、運動量、汗の量で変わります。強い運動や暑い日の対応は学校やチームの指導も確認し、体調不良がある場合は無理をしないことが前提です。家庭の記事としては、特定の飲料を万能視せず、子どもの体調と活動量を見る姿勢を大切にします。

買い置きは「見える場所」に少量

補食を整えるには、買い置きの場所も重要です。おにぎり用のごはん、バナナ、ヨーグルト、チーズ、ゆで卵、冷凍枝豆などを、子どもが見つけやすい場所に置きます。一方で、お菓子は大袋のまま見える場所に置かず、食べる分だけ出す仕組みにします。

高学年なら、翌日の予定を見て「明日は塾前に何を持っていくか」を自分で決める練習ができます。補食は親が全部管理するものではなく、子どもが空腹や予定を見て選ぶ練習にもなります。

家庭で使える候補を確認する

習い事やスポーツ前後の補食を準備するための一般用品候補です。たんぱく質補助食品は食事の代替ではありません。医療効果・身長改善を保証するものではありません。

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家庭外で食べる時の約束を作る

高学年になると、友人と買い食いをする、塾の前にコンビニへ寄る、練習後に自動販売機を使うなど、家庭の外で選ぶ場面も増えます。完全に避けるより、選ぶ基準を先に共有しておく方が現実的です。

例えば、夕食前は大きな菓子パンを避ける、飲み物は甘いものを毎回にしない、運動後は水分を先に取る、買うならおにぎりやヨーグルトも候補にする。家庭でよくある場面を想定しておくと、子どもが外で迷った時にも選びやすくなります。

補食メモを残す

身長や体重の記録と一緒に、補食も簡単にメモしておくと、生活の見直しがしやすくなります。「塾前におにぎり」「練習後に牛乳」「帰宅後に菓子パン」程度で十分です。眠気、集中力、夕食の食べ具合も合わせて見ると、子どもに合う量が見えてきます。

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補食と成長の記録をつなげる

補食の量やタイミングは、身長・体重・食事メモと一緒に見返すと調整しやすくなります。

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